限定1本 パーカー97点 「ヌーンのワインを飲まずに死ぬなんてもったいない」(パーカー)
ワイナート26号の南オーストラリア特集で、真っ先にカラー4ページで取り上げられたのがこのヌーン。実力的にも、巻末のテイスティングで、登場したすべてのワインが1位と2位にランキングされるほど、圧倒的強さを見せました。
オーナーのアンドリューとラーのヌーン夫妻はロバート・パーカーが主宰する「ワイン・アドヴォケイトケイト誌」144号の巻末で、『ワイン・パーソナル・オブ・ジ・イヤー2001』の一人に選ばれたほどの人物です。もともとヴィクトリア州を中心にワインコンサルタントとして活躍した後、故郷のマクラーレン・ヴェイルに戻り、カベルネや南フランスのブドウを使った”超”個性的なワインを作ることを目指しました。実際、その評価も毎年うなぎ登りで、ワインメーカーなら誰もが熱望するMW(マスター・オブ・ワイン)も獲得しています。
生産量は非常に限られていて、シラーズが325ケース、カベルネ・ソービニヨン・リザーブが240ケース、このエクリプスが850ケースのみで、しかもオーストラリア国内では一切小売りをせず、メーリングリストに載せてもらうか、ここまで足を運んで買いに来るしかないほどです。
ヌーンのあるマクラーレン・ベールは、非常に降雨量が少ない地域で、その地区にあるワイナリーの98%は灌漑を行っていますが、このヌーンは数少ない無灌漑派です。エクリプスはグルナッシュにシラーズがブレンドされています。
ワイナートではこのエクリプスをワイナリーで試飲したときに、「濃密な色を見て緊張した。そして口をつけた途端、凡百のワインとは異なる精神の集中に打たれ、峻厳な気配に姿勢を正すこととなった」と記しています。
ロバート・パーカー著「世界の極上ワイン」より〜
「信じられない芳香と並外れた純粋さ、そして何層もの果実味を持つこれらのワインは注目されているが、これらのワインが持つ慎み、バランス、そして複雑性もまた、驚くべき物だ。ヌーンのワインはそれぞれのブドウ品種のエッセンスの味がする。凝縮感とエキス分を限度いっぱいまで引き出しているのに、やりすぎだと感じたことはない。並外れた深さと豊かさがあり、目を見張るほどの瓶熟の可能性がある。ドリューとレイ・ヌーンによるこれらのワインを飲まずに死ぬなんてもったいない。」
パーカーのコメント(97点)
「70%のグルナッシェと30%のシラーズのブレンドで、畑のテロワールとマネージメントの素晴らしい成果である。樹齢60-70年の古木からつくられており、大樽と小樽の組み合わせで18ヶ月間熟成されており、綿密なしつけを享受している。その結果、素晴らしい濃いルビー/紫色をして、輝かんばかりのブラックフルーツ、リコリス、バニラ、グラファイト、アジアのスパイスの香り、お香のヒントなどを誇っている。フルボディで、ゴージャスにピュアで、エレガントで、滑らか。この美しいワインが今後どのように熟成していくかを知ることは難しいが、10-12年で飲まなくてはいけないということはないと思う。」
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