| メルマガ番外編 (2003年12月) | |||||
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管理人が選ぶ2003年ベストワイン! | ||||
| 2003年も様々なワインを飲みましたが、その中から素晴らしいと思ったワインベスト10を発表します。これらのワインは当店で販売しているもの、個人的に飲んだものなど様々です | |||||
| 第1位 | |||||
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Domaine de la Romanee Conti Echezeaux 1975 | ||||
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2位にしたKistlerとどちらを1位にしようか迷いましたが、結局DRCのEchezeauxにしました。Kistlerがいわゆるワインの素晴らしさを教えてくれたとしたら、このDRCは古酒の素晴らしさを教えてくれました。 何と言ってもその香りの素晴らしさ。コルクを抜いた瞬間(グラスに注いだ瞬間ではありません!)、ボトルから半径1.5メートルくらいが、スミレの花というかハチミツというか・・・・何とも表現できない香りに包まれました。一同「何という香りだ!」と絶句。どんなに人間が英知を集めてワインを作ったとしても、この素晴らしい香りだけは熟成しないと出せない香りです。 色は濁った薄いエンジ色と言えばいいのでしょうか。なにしろ30年近くたったワインです。味についてはさすがに果実味は落ちてきていましたが、言ってみればアルコール飲料としてのワインの角が全て取れて、ブドウジュースに戻っていっているような感じです。 実はこのあと、続けてオーパス・ワン1999年を飲んだのですが、確かにアメリカでトップクラスのワイン、スタンダードで非の打ち所のないバランス、テクスチャー。しかし、あのエシェゾーの香りをかいでしまった後ではいかにも平凡なワインに思えてしまったほどでした。 私はその後の2,3日間、あの香りが広がった抜栓の瞬間を思い出しては、一人でニヤニヤしていたくらいです。 $449.99 |
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| 第2位 | 第3位 | ||||
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Kistler Pinot Noir Kistler Vineyard 1997 |
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Domaine Dujac Echezeaux 1994 | ||
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DRCはその突出した香りの素晴らしさの印象度で1位としましたが、総合力ではこのキスラーのピノ・ノアール1997が勝っていたかもしれません。 グラスの中から立ちのぼる濃厚なフルーツの香り、どこまでもシルキーで舌に絡みつくような濃密なテクスチャー、舌の上にピラミッドが立つと形容できるほどのクッキリとした味覚の重層構造。フィニッシュはしびれるほどひたすら長く、いつまでも余韻にひたらせてくれます。さすが誰もがキスラー、キスラーというだけのことはあります。 とにかく赤も、白もキスラーははずしませんね。ワインのビギナーが飲んでも、この傑出した素晴らしさはきっとわかるに違いありません。 |
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昨春にブルゴーニュを訪れた際、デュジャックを訪問先に決めた理由はこの1994年のエシェゾーを飲んでしまったからに他なりません。 色はデュジャックらしく、淡いピンク色です。こんなに薄い色なのに、中身は濃厚の一言です。スミレやチェリー、ハチミツを思わせる強烈なブーケ。グラスの中に鼻を突っ込んでそのまま香りだけをずっと嗅いでいても飽きがこないほどです。DRCのエシェゾー1975が香りが素晴らしくても、果実味が落ちてきていましたが、このデュジャックのエシェゾー1994は果実味も十分。ワインとしての完成度は非常に高いと思いました。 1994年はどちらかというとオフビンテージですが、それでもこの素晴らしさ。優秀な生産者はビンテージに関係なく素晴らしいワインを作るんだということが実感できました。 |
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| 第4位 | 第5位 | ||||
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Testarossa Chardonnay Pisoni Vineyard 1998 |
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Etude Cabernet Sauvignon 1997 | ||
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白ワインで今年一番印象に残ったのがこのテスタロッサのピソーニ・ビンヤードです。 ピソーニ・ビンヤードといえばピノ・ノアールなんですが、唯一のシャルドネがこのテスタロッサの1998年です。しかしテスタロッサもシャルドネもこの1998年だけで、そのほかの年は生産していないようです。今となっては幻のシャルドネですね。 何と言ってもそのクリーミーなテクスチャーにビックリします。オイリーと表現できるかもしれません。ピーナツ、ハチミツ、メロンなどを思わせる香りも素晴らしい。フィニッシュもいつまでもフルーツの余韻が舌の上に残ります。エレガントさと力強さを両立させている秀逸なシャルドネです。 $69.99 |
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1997年はカリフォルニアの当たり年ですが、このトニー・ソーターの手によるエチュードのカベルネ・ソービニヨン1997は爆発的なベリー系フルーツの香りが弾けます。とにかく最初のアタックが印象的で、その力強さに圧倒されました。 それでいて果実味だけが突出することなく、タンニンやグリセリンとのバランスも抜群です。フィニッシュも長く、いつまでも舌の上に余韻を残してくれました。 カリフォルニアのカベルネ・ソービニヨンの素晴らしさをたっぷりと味わえた一本です。 |
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| 第6位 | 第7位 | ||||
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Cardinale Napa Valey Red Wine 1990 |
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Ch. Cheval Blanc 1994 | ||
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これは近所のイタリアン・レストランでオーダーしたワインです。1990年のときはまだKendall-Jacksonの傘下だったようで、ラベルも現在のものと違いますし、Kendall-Jacksonのロゴも入っています。レストラン価格で75ドルだったので、かなりお得だと思い、注文してみました。 サーブされてきたとき、リリース時の薄い白い紙につつまれてでてきたので、状態もかなり良さそうだなと思いました。実際飲み頃に入ってきていたようで、果実味とタンニンのバランスが素晴らしく、ビロードのような舌触りも絶品でした。 カリフォルニアのカベルネ系ワインは10年以上たったものを飲む機会があまりないのですが、このワインが熟成したカベルネがいかに素晴らしいワインになるかを明確に物語ってくれました。 |
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カベルネ・フランというブドウ品種はカベルネ・ソービニヨンやメルローにちょっとだけ混ぜて、というイメージがありますが、このカベルネ・フランを前面に押し出して、世界的なワインを作っているのが、このシュバル・ブラン。 アメリカのワイナリーやワインメーカーにもこのシュバル・ブランのファンが多く、「目標はシュバル・ブラン」と公言しているところがいくつもあります。(ダラ・ヴァレ・マヤやヴィアデルなど)玄人受けするんでしょうか。 と、前置きが長くなりましたが、私もカベルネ・フランの美味しさに初めて目覚めさせてもらいました。なめらかで芳醇、なるほどこれがプロをうならせるワインなんでしょうね。次は当たり年のシュバル・ブランを飲んでみたいです。 |
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| 第8位 | 第9位 | ||||
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Anne Gros Pinot Noir Bourgogne 1999 |
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Krug Vintage Champagne 1988 | ||
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これはフランスに行ったときにパリのデパートで買ったものです。価格は米ドルで20ドル程度でした。1999年はブルゴーニュの当たり年ですが、別に期待していたわけではありませんでした。その夜に早速飲んでみたら、これが予想外に美味しかった。 若いワインにありがちなとげとげしさがなく、素直でエレガントないい味に仕上がっている。翌日さっそくまた買いに出かけたのですが、何本も持ち帰れるわけではないので、半ダースほどでガマンしました。 アメリカに帰国後、こちらで入手できないか調べてみても見つかりません。フランスでしか売ってないのかな?その後、現地にコンタクトしたところ、もう売り切れとのことでした。もうちょっと買っておけば良かったかな。 |
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引っ越し祝いに開けたシャンパーニュです。シャンパーニュのいいところは、雰囲気がいい、食べ物の相性を選ばない、じっと見ているだけでも楽しいなど。 そしてこのKrugこそ、細かい泡立ち、上品な舌触り、うっとりするほどの香りなど、シャンパーニュの王と呼んでもいいかもしれません。なかなかこれ以上のシャンパーニュはないですね。 何度でも飲んでみたいです。 |
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| 第10位 | 番外編 | ||||
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Antinori Tignanello 1997 |
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Ch. Monbousquet Saint-Emilion 1970 | ||
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クリスマスに開けたワインです。1997はトスカナの当たり年。予想していましたがやはり素晴らしい。果実味が単純ではなく、複雑で重層的な味わいを醸し出しています。それに加えて穏やかなタンニンが下支えしています。 ところが飲みきれずに、残しておいた翌日の方が美味しくなっていました。やっぱりちゃんとディキャンタージュしないといけませんね。 |
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ワイン会で開けたワインでしたが、「まるで紹興酒」との声が。自分も飲んでみて、確かに紹興酒だ!「エビチリとギョーザ持ってこーい」と叫びたくなりました。 色はかなり濁った紫色。味は紹興酒でしたが、果実味はまだありました。やっぱり33年もたつとワインも人間もこうなるんでしょうか!? でもこれだけハッキリ誰もが納得する言葉で表現できるワインも珍しいですね。 |
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