Selbach-Oster Riesling Auslese Zeltinger Schlossberg 2 Star(**) 2005

ゼルバッハ・オスター 2005 リースリング・アウスレーゼ(**)・ツェルティンガー・シュロスベルグ

スペクテーター96点 パーカー5つ星生産者で、「最も大柄で充実した、強烈なワインを生産」!

1661年に創業というゼルバッハ家は、ツェルティンゲン村で、300年の歴史を持つ名門です。80年代後半、現オーナーであるヨハネス・ゼルバッハ氏が家業を手伝うようになり大きく変化を遂げ、現在は父ハンス、妻のバーバラと共同で醸造所を運営し、モーゼルを代表する醸造所として、ゴーミヨにおいて3つ星、ウォールストリートジャーナルにおいて、ドイツNO.1リースリングに選ばれるなど国内外で高く評価されています。ヨハネス氏はアメリカで経営、特にマーケティングについて学び89年に帰郷。醸造所の運営に参加しました。

  

ゼルバッハ家は以前はケラーライ(フランスで言うネゴシアン。ブドウやワインを買い付けて、醸造、瓶詰め、販売を専門にする業者)やコミッショナー(仲買人)の仕事が中心で、自家所有の畑は僅かでした。ヨハネス氏の祖父の時代から国内の専門店では、ケラーライとしての高い評価と信頼を得て、輸出も行っていました。1964年以降は、自社畑も少しずつ拡張し、醸造所の所有する畑は、ツェルティンゲンからモーゼル川に沿ってヴェーレン、グラッハ、ベルンカステルまで、7kmにおよび、トータルで16ha。

 

栽培品種は、この地域ではローマ時代から栽培されていたと言われる最高級品種リースリングが全体の98%を占め、残り2%はゼクト用にピノブランを栽培しています。平均樹齢は40年。土壌はモーゼル特有の粘板岩(シーファー)土壌で、果実味豊かでしっかりとした酸を持つ上品な味わいのワインを生み出します。


ヨハネス氏のワイン造りの哲学は「葡萄畑ではハンズオン(できる限り手を加える)、醸造所ではハンズオフ(できる限り手を加えない)」です。旧式な桶型プレスを今でも「アウスレーゼ」以上に使用し、プレス機は使用しません。収穫は、完熟ブドウのみを厳選し全て手摘み。醗酵は、温度管理を徹底し低温で十分に時間を掛けて行ない、その後しばらくワインはオリと一緒に寝かされます。「ワイン自身が良いワインを造っていくように、そっとしておくのです。つまり、土壌、畑、葡萄の木が提供してくれる可能性を目一杯実現させるのです。」ともヨハネス氏は語っています。


アウスレーゼ
ドイツワイン法で定められた7つの等級のひとつで、やや糖分を残した甘めの味わいになります。その分、辛口ワインよりも熟成能力が高くなります。

星印(**)
ワイン法にはありませんが、各醸造所で、ブドウがどの程度熟した状態で収穫したかにより、星印を一つから三つで現しています。星が多いほど、リッチで甘い味わいになります。


ツェルティンガー・シュロスベルグ
こちらはラーゲ名(畑名)で、ツェルティンガーが村の名前、シュロスベルグは畑の名前です。

 

ワイン・スペクテーターのコメント(96点)
「凝縮して丸いこのワインは、イキイキとした酸が強調され、熟したリンゴ、洋ナシ、マルメロのアロマとフレーバーが詰め込まれている。とてもソフトであるが、堅牢さを保ち、甘さが同調するかのように融合されている。飲み頃は2008-2028年。アメリカへの輸入は69ケースのみ。」

 

ゼルバッハ・オスター (ロバート・パーカー著「世界の極上ワイン」より)
ゼルバッハ家は1661年にワイン醸造を始めたが、1961年には、ハンス・ゼルバッハの母の旧姓であるオスターをその名につけることによって、ゼルバッハ=オスターは一家のネゴシアンビジネスとは切り離され、別の企業となった。

長年にわたってこのワイナリーは少しずつ拡大していき、今では14ヘクタールの印象的な所有畑から、約7500ケースのワインを生産している。

ヨハネス・ゼルバッハは1988年に一家のワイナリーに入り、1993年には父ハンスから事業を引き継いだ。ここのワインは、その並外れた純粋さ、透明感、慎みで飲む者の関心を引くが、否定のしようもなくリッチで強烈でもある。

プロのテイスターが述べることができる最も感じの良い賛辞の言葉は、これらが繊細で非常にニュアンスのあるワインで、ただただ人の関心を引き、さらによく調べて楽しむために引き戻されるような作品だということだろう。ここにはいつもそれ以外の何かがあるが、それは偉大な畑の立地と、非干渉主義のワイン醸造からくるものだろう。もちろん、ここのワインは世界で最も偉大なリースリングのいくつかであり、最高の畑から生み出されていることは驚くにはあたらない。ツェルティンガー・ゾンネンウーアのグラン・クリュ級の畑からは、最も大柄で充実した、強烈なワインが生産されている。グラッヒャー・ドンプロブストの並外れた区画からは、ほとんど液化したスレートのような味わいのワインが、そして繊細なハーブや花のような霊妙な特徴を持ったヴェーレナー・ゾンネンウーアからは、ツェルティンガーをより女性的にしたワインが生み出されている。

ゼルバッハ家は、ツェルティンガー・ゾンネンウーアの斜面にはヴェーレナーよりもさらに最高の畑が多くあると信じており、可能な限りここの畑を買い増している。ツェルティンガー・シュロスベルク、ベルンカステラー・バートシュトゥーベからも、いくつかの非常に印象的なワインを生産している。

最近の偉大なヴィンテージ
2001年、1990年、1976年、1975 年、1973年、1959年だが、ヨハネス・ゼルパッハはその繊細さと多面的な香りゆえに1997年も愛しており、1995年、1994年、1983年にも夢中であることをつけ加えなければならない。

 

ドイツの五つ星(傑出)の生産者 (ロバート・パーカー著「世界の極上ワイン」より)

  • J・J・クリストフェル J.J.Christoffel (モーゼル)
  • クルト・ダルティング Kurt Darting (ラインプファルツ)
  • フリッツ・ハーグ Fritz Haag (モーゼル)
  • ヘリベルト・ケルペン Heribert Kerpen (モーゼル)
  • J・F・キミッヒ J.F.Kinmich (ラインプファルツ)
  • H&R・リンゲンフェルダー H.&R.Lingenfelder (ラインプファルツ)
  • エゴン・ミュラー Egon Muller (ザール)
  • ミュラー=カトイール Muller-Catoir (ラインプファルツ)
  • クラウス・ネッケラウアー Klaus Neckerauer (ラインプファルツ)
  • J・J・プリュム J.J.Prum (モーゼル)
  • ヴィリ・シェーファー Willi Schaefer (モーゼル)
  • フォン・シューベルト=マクシミン・グリュンハウス von Schubert-Maximin Grunhaus (モーゼル)
  • ゼルバッハ=オスター Selbach-Oster (モーゼル)
  • ヴェルレ Werle (ラインプファルツ)

 

ラベル、キャップ、液面(コルク下0.3センチ)の状態は良好です。

$79.99